長唄について

長唄(江戸長唄)は享保~宝暦年間(1716年~1764年)に歌舞伎舞踊の伴奏として誕生した音楽で一中節、豊後節、外記節、大薩摩節など他の音曲を積極的に吸収し、舞踊伴奏から離れお座敷や演奏会用の曲も作られるようになった。

三味線は義太夫、津軽に用いられる太棹三味線、地唄に用いられる中棹三味線とは違い、高音で華やかな細棹三味線を使い多種多様な転調や奏法を駆使して演奏する。

 

つまり、長唄は様々な三味線音楽のいいとこ取りをして歌舞伎や日本舞踊の伴奏や純演奏音楽として発展してきました。

歌舞伎、日本舞踊に興味がある方はもちろん、初めての三味線経験にも最適なジャンルです。